着物クリーニング・お手入れコンシェルジュこと栗田裕史の染色補正師日誌

着物クリーニング・お手入れコンシェルジュ日誌。たまに毒も吐きます。麻呂とも呼ばれてます。

染み抜き・染色補正 着物クリーニング事例

着物にベッタリと付いた血液のシミの染み抜き

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今まで、よくある着物クリーニング・染み抜き事例はあまりご紹介してこなかったんですが、ちょっと気が変わって、時々投稿していこうと思います(笑)

今回は、着物にベッタリと付いた血液のシミの染み抜きです。血液のシミって、見た目だけでも落ちにくいように思われている方が多いかと思います。

それは半分は事実で、簡単に落とせない場合、もしくはどうしても落としきれない場合もあります。

ですが、実は、血液は付いてすぐでなおかつ「熱」がかかっていなければ、ベッタリと付いていても落とせる場合が殆どです。

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かなりベッタリと血液が付いていますが、まだ付いてそれほど時間が経っていない(今回は二ヶ月以内)ことと、シミが付いて何もせずにそのままの状態なので、完全に落すことが出来ました。

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時間が経ち過ぎたり熱がかかると血液中のタンパク質が凝固してしまい、かなり落ちにくいシミになってしまいますので、血液のシミは、触らずになるべく早く信頼のおける染み抜き店さんに染み抜きを依頼してください。

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栗田 裕史

栗田 裕史

1969年京都生まれ京都育ち。着物お手入れコンシェルジュ。着物クリーニング・染み抜き・お手入れ専門店二代目として生まれ、あらゆる衣類のトラブルを解決する染み抜き専門店【なをし屋】代表にして、染色補正師。と、書くと何だか敷居が高そうですが、全くそんなことはありません。麻呂とも呼ばれてます(ΦωΦ)

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