着物クリーニング・お手入れコンシェルジュこと栗田裕史の染色補正師日誌

着物クリーニング・お手入れコンシェルジュ日誌。たまに毒も吐きます。麻呂とも呼ばれてます。

よもやま話 家族のこと

捨てられない限り、ボクは家族と離れない

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時刻的には昨日の話になってしまいましたが、今日も大阪産業創造館というところで、SNSの発信力を高めるための講義に参加してまいりました。

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何か内容とセミナーのタイトルが全然違いますが・・・(ΦωΦ)

で、仕事を早めに切り上げて家のお風呂を洗って子供のおやつの用意をしてから大阪へと向かい、講義の後の懇親会にも参加し、深夜0時前に帰宅したのですが、台所には奥さんと子供が食べた晩御飯の後始末がされないままにデーンっと置かれていました(;・∀・)
そして、出かける前に取り込んでおいた洗濯物も、寝間着など必要な物以外はそのまま放置されてました(笑)

たぶん、昨日ぐらいから奥さんの体調がちょっとよろしくない感じだったので、おそらくお風呂に入ってご飯を食べたところで力尽きたんでしょうね。

まぁ、体調だけではなく、他の理由もあるんでしょうけど・・・

経営者の方なら同意してもらえると思うんですが、経営者って、人に会うことが仕事の成功までのプロセスのかなりの割合を占めていると思うんですよね。

ボクも今までに出会ってお付き合いしていただいている方々がおられなければ、今のボクは無かったと断言できます。

今日の講義なんかもボクにとっては重要な仕事のうちなんですが、ウチの奥さんはサラリーマンの家庭に育って会社に勤めた経験しかないせいか、その辺のことを感覚的に理解できないように思います(奥さんは経営にはノータッチです)。

なので多分、ボクは仕事にかこつけて遊んでるぐらいに思ってるのかもしれません(^_^;)

で、こういう時にボクがどうするか?

それは、台所をきちんと片付けて、洗濯物をたたみ、出来るだけ物音を立てないようにお風呂に入ります(笑)

他の方が同じような境遇になった場合、人によっては奥さんと喧嘩したり最悪の場合は離婚を考えるかもしれませんね。

でもボクは、奥さんと子供に捨てられない限り、家族と離れることはありません。

その根拠は何か?自分語りになりますが、語ってみます。

あれは9年前の春の日、その当時も会社はボクと父の二人で作業をしていたのですが、検査をした病院から突然呼び出された父は、命にかかわる大病であることが判明したので即時半年間の入院という宣告を受けました。

それまで二人でこなしていた仕事をいきなり独りでこなさなければいけないわけですから、単純に考えても仕事量は倍になりました。

毎日深夜の2時や3時まで仕事をして、弁当や冷凍食品の晩御飯を食べ、風呂に入って倒れこむように眠ったらまたすぐに起きて仕事に向かう生活が何ヶ月も続きました。

独りになっても会社を護らなければならない、その悲壮な決意のみがボクを突き動かしていました。

でも、そんな先の見えない状況が続けば、やはり体力的にも精神的にもまいってきます。

それでも執念で働いていましたが、段々と追い詰められていくのが自分でも分かりました。

苦しい時に寄り添ってくれる人は真に相手を想っている

そんな時、当時取引先の社員さんだったウチの奥さんは、いつからか会社帰りに店に顔を出すようになり、なぜだか晩御飯を作ってくれたりするようになりました。

そこから色々とあって結婚に至ったわけですが、ウチの奥さんがスゴイな~と思うのは、結婚を決めた当時は父はまだ退院の目処もたっていないし、会社だってもしかしたら潰れるかもしれない状況だったのに、ボクとの結婚を望んでくれたこと。

当時の心境を聞くと、ボクと父親の姿を見て放っておけなくなった、ボクを支えたい、と思ったんだそうです(惚気)

いい時に寄ってくる人はたくさんいますが、苦しんでいる時に傍に寄り添ってくれる人って、本当に相手のことを想ってる人だと思うんですよね。

そんな結婚までのエピソードがあるので、ボクは男として奥さんを一生大事にしなければならない義務があるのです。生まれてきてくれた娘も同様です。

てなわけで、ボクは明日もせっせと朝ごはんを作って晩ご飯の後片付けやらを頑張るのです(ΦωΦ)

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栗田 裕史

栗田 裕史

1969年京都生まれ京都育ち。着物お手入れコンシェルジュ。着物クリーニング・染み抜き・お手入れ専門店二代目として生まれ、あらゆる衣類のトラブルを解決する染み抜き専門店【なをし屋】代表にして、染色補正師。と、書くと何だか敷居が高そうですが、全くそんなことはありません。麻呂とも呼ばれてます(ΦωΦ)

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