着物クリーニング・お手入れコンシェルジュこと栗田裕史の染色補正師日誌

着物クリーニング・お手入れコンシェルジュ日誌。たまに毒も吐きます。麻呂とも呼ばれてます。

染み抜き・染色補正 着物クリーニング事例

着物にベッタリと付いた血液のシミの染み抜き

投稿日:

今まで、よくある着物クリーニング・染み抜き事例はあまりご紹介してこなかったんですが、ちょっと気が変わって、時々投稿していこうと思います(笑)

今回は、着物にベッタリと付いた血液のシミの染み抜きです。血液のシミって、見た目だけでも落ちにくいように思われている方が多いかと思います。

それは半分は事実で、簡単に落とせない場合、もしくはどうしても落としきれない場合もあります。

ですが、実は、血液は付いてすぐでなおかつ「熱」がかかっていなければ、ベッタリと付いていても落とせる場合が殆どです。

1914218_1011389005600581_3452509881485384300_n

かなりベッタリと血液が付いていますが、まだ付いてそれほど時間が経っていない(今回は二ヶ月以内)ことと、シミが付いて何もせずにそのままの状態なので、完全に落すことが出来ました。

12745960_1011389012267247_7095739268121246639_n

時間が経ち過ぎたり熱がかかると血液中のタンパク質が凝固してしまい、かなり落ちにくいシミになってしまいますので、血液のシミは、触らずになるべく早く信頼のおける染み抜き店さんに染み抜きを依頼してください。

The following two tabs change content below.
栗田 裕史

栗田 裕史

1969年京都生まれ京都育ち。着物お手入れコンシェルジュ。着物クリーニング・染み抜き・お手入れ専門店二代目として生まれ、あらゆる衣類のトラブルを解決する染み抜き専門店【なをし屋】代表にして、染色補正師。と、書くと何だか敷居が高そうですが、全くそんなことはありません。麻呂とも呼ばれてます(ΦωΦ)

-染み抜き・染色補正, 着物クリーニング事例

執筆者:

関連記事

着物の、小さいけれどかなり濃い変色シミの染み抜きと染色補正

着物の変色シミは、変色が濃くなっていることもよくあります。 黄ばみに変色したシミを「黄変(おうへん)」と呼ぶのですが、黄色を通り越して茶色になってしまっている場合も少なくありません。 今回の事例も、シ …

ボクはこうして染み抜き屋さんになった

今日は昼過ぎに買い物から帰って来た後に、5歳の娘を連れて近くの公園へ遊びに行っていたのですが、三時間経っても娘がなかなか帰ろうとしないので、そのことを珍しく自撮り画像付きでFacebookに投稿したと …

着物のクリーニング(丸洗い)だけでは、汗は落とせません

着物クリーニング・お手入れコンシェルジュこと染色補正師・なをし屋代表の栗田裕史です。 夏本番も間近に迫ったこの時期になると、着物のお手入れのご相談時に、「汗をかいてしまったので、丸洗い(クリーニング) …

染み抜きには、もっと底力があるはず

着物クリーニング・お手入れコンシェルジュこと染色補正師・なをし屋代表の栗田裕史です。 ボクの仕事は染み抜き屋さんなんですが、染み抜きを専門にしているお店ということで、他店さんで断られたり落とせなかった …

お宮参り・七五三のお着物のお手入れについて

着物クリーニング・お手入れコンシェルジュこと染色補正師・なをし屋代表の栗田裕史です。 毎年、夏辺りから増えるご相談に、七五三用のお着物のお手入れのご相談があります。また、お宮参りのお着物も、何故かこの …