着物クリーニング・お手入れコンシェルジュこと栗田裕史の染色補正師日誌

着物クリーニング・お手入れコンシェルジュ日誌。たまに毒も吐きます。麻呂とも呼ばれてます。

着物クリーニング・染み抜き

着物クリーニング・染み抜きのお店の選び方

投稿日:2015年3月31日 更新日:

着物のクリーニングや染み抜きを承るお店はネットで検索すると結構たくさん出てきますが、当店にご相談いただくお客様からお聞きする話によると、どうもお店によって対応がまちまちのようです。
先日も、「◯◯っていうお店って信用出来ますか?」という質問がありました。 いや、答えづらいんですが・・(;・∀・)

そこで、着物クリーニング・染み抜き店を選ばれる際に、ぜひ参考にしていただきたいポイントをいくつかお話させていただきたいと思います。

まず、着物のクリーニングなどをご依頼される際には、お店への問い合わせやご相談から始まりますが、その方法としては、主に、電話する・メールを送る・お店に行く、という三通りの方法があると思います。

そこで、お店の対応によっての判断方法ですが、電話をかけてみた場合、応対した人が不親切というかやる気の感じられない声、もしくは職人特有の威圧的な態度で対応するお店は、最後までその対応が続きますので、避けた方が無難ではないかと思います。

メールでの問い合わせの場合、休みでもないのに三日経っても返事がないとか、こちらが詳細を書いて問い合わせてるのに返信が「見てみないと分かりません」みたいにそっけないとかの場合は、正直なところ、あまり期待は出来ないと思います。

直接お店を訪ねる場合は、お店の人の態度や応対ですぐに判断出来るかと思いますが、お店に入ったら断る自信が無いという方は、まずは電話などで問い合わせてみてはいかがかと思います。

古いシミでも相談に乗ってくれるか?

次に、具体的な相談に対しての回答での判断方法ですが、一番分かりやすいのは、「古いシミ(変色したシミ)なんですが、直りますか?」と聞いてみることです。ここで、まだ見てもいないのに「古いシミは直りませんね~」とか言っちゃうお店は、まず避けた方が良いかと思います。誠実に仕事をしているお店であれば、「古いシミ・変色したシミは状態によって仕上がりも変わるので、実際に見てみないと判断が難しいのですが、もしよろしければ、まずは拝見させていただきます。」といったような答えが返ってくると思います。

以上、簡単ですが、着物クリーニング店を選ばれる際のポイントをお話させていただきました。大切なお着物は、信頼の置けるお店にご依頼していただきたいと、心より思います。

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栗田 裕史

栗田 裕史

1969年京都生まれ京都育ち。着物お手入れコンシェルジュ。着物クリーニング・染み抜き・お手入れ専門店二代目として生まれ、あらゆる衣類のトラブルを解決する染み抜き専門店【なをし屋】代表にして、染色補正師。と、書くと何だか敷居が高そうですが、全くそんなことはありません。麻呂とも呼ばれてます(ΦωΦ)

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